方角火消し(読み)ホウガクビケシ

デジタル大辞泉 「方角火消し」の意味・読み・例文・類語

ほうがく‐びけし〔ハウガク‐〕【方角火消し】

江戸時代大名火消しの一。明暦3年(1657)の江戸大火のあと、12家の大名を3隊に分けて江戸城防火にあたらせたもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「方角火消し」の意味・読み・例文・類語

ほうがく‐びけしハウガク‥【方角火消】

  1. 〘 名詞 〙 方角火消役を命ぜられた大名の消防隊の称。
    1. [初出の実例]「方角火消并増火消之面々、火事場え召連候騎馬之者」(出典:御触書寛保集成‐二七・享保三年(1718)正月)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android