旅居(読み)タビイ

デジタル大辞泉 「旅居」の意味・読み・例文・類語

たび‐い〔‐ゐ〕【旅居】

自宅を離れて他の場所にいること。また、旅先のすまい。たびずまい。
「例の家にもえ行かず、すずろなる―のみして」〈蜻蛉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「旅居」の意味・読み・例文・類語

たび‐い‥ゐ【旅居】

  1. 〘 名詞 〙 日常生活のすまいを離れて、よそに泊ること。また、旅のすまい。
    1. [初出の実例]「すめみまに八島を去りて、波の上の青ふし垣に多比為(タビヰ)するかな〈藤原佐高〉」(出典日本紀竟宴和歌‐延喜六年(906))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android