既の事(読み)スンデノコト

デジタル大辞泉 「既の事」の意味・読み・例文・類語

すんで‐の‐こと【既の事/×已の事】

[副]《「すでのこと」の撥音添加》「すんで」に同じ。「―で忘れるところだった」「―に事故を起こすところだった」

すって‐の‐こと【既の事】

[副]《「すでのこと」の変化した語》もう少しのところで。すんでのこと。
「おのれが事で今も今、親父様達が―に切っつ、っつ」〈浄・双蝶蝶

すで‐の‐こと【既の事】

[副]もう少しのところで。すんでのこと。
「―にわしが買ふところぢゃあったわいの」〈滑・膝栗毛・八〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む