日本歴史地名大系 「日坂村」の解説 日坂村ひさかむら 岐阜県:揖斐郡久瀬村日坂村[現在地名]久瀬村日坂西津汲(にしつくみ)村の西方、揖斐川支流の日坂川筋にあり、南西に貝月(かいづき)山がそびえる。集落は上流より上(かみ)村・下(しも)村・小坂(おさか)と続き、史料上は日坂上村などとみえる。豊臣秀吉の蔵入地(代官石田三成)を示す天正一九年(一五九一)四月二七日の近江国・美濃国御蔵入目録(林祝太郎氏所蔵文書)に池田(いけだ)郡「ひさか村」九二石余とある。慶長郷帳に「ひさかの村」とみえ、高一〇一石余。元和二年(一六一六)の村高領知改帳では松平忠良(大垣藩)領。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by