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日導 にちどう

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

日導 にちどう

1724-1789 江戸時代中期の僧。
享保(きょうほう)9年生まれ。日蓮宗。京都鷹峰(たかがみね),下総(しもうさ)中村の両檀林(だんりん)でまなぶ。当時の学風をなげき,日蓮遺文を研究。天明5年教学の基礎となる「祖書綱要」を完成させた。のち郷里熊本の本妙寺の住持となった。寛政元年7月12日死去。66歳。俗姓は井上。字(あざな)は智渓。号は一妙院。著作に「法華(ほっけ)即身成仏義」など。

出典|講談社
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朝日日本歴史人物事典の解説

日導

没年:寛政1(1789)
生年:享保9(1724)
江戸中期の日蓮宗の僧。近世日蓮宗の宗学者。一妙院と号す。彼の画期的な名著『祖書綱要』にちなみ「綱要導師」とも呼ばれる。肥後熊本の医師井上氏に出自,10歳のとき熊本本妙寺の塔頭東光院で出家。18歳のとき,京都鷹ケ峰檀林に修学するが貧困に苦しみ,その折,日禅に救われ,以後日禅に師事する。下総(千葉県)中村檀林に苦学精励しながら,寛延2(1749)年,天台学に傾いていた学風に対して日蓮宗学の宣揚を行うべく同志と「五人同盟」を結ぶ。この同盟をてこに,安永9(1780)年に起稿し,天明5(1785)年に脱稿したのが,宗学初の体系的組織書『祖書綱要』23巻。<参考文献>望月歓厚『日蓮宗学説史』

(佐々木馨)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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