日応寺村(読み)にちおうじむら

日本歴史地名大系 「日応寺村」の解説

日応寺村
にちおうじむら

[現在地名]岡山市日応寺

田原たばら村・深溺ふかだわ村の北、吉備高原上の標高二〇〇―二五〇メートルに位置する。北部にある日応寺の門前に成立した集落で、村名は寺名による。同寺背後と集落南側の尾根上に中世の経塚群があって、当地が古く聖地と考えられたことが推測される。文明三年(一四七一)の備前一宮神事等注文(吉備津彦神社文書)に日応寺村とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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