日暮の門(読み)ヒグラシノモン

デジタル大辞泉 「日暮の門」の意味・読み・例文・類語

ひぐらし‐の‐もん【日暮の門】

日の暮れるのも忘れて見とれてしまうほどりっぱな門。日光東照宮陽明門など。

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関連語 実例 日暮 初出

精選版 日本国語大辞典 「日暮の門」の意味・読み・例文・類語

ひぐらし【日暮】 の 門(もん)

  1. 建築の美しさに日の暮れるのも忘れて見とれる門の意。室町時代以後諸大名が権勢にまかせて華美を誇った御成門につけられたものが多く、伏見城のものは名高い。ほか江戸時代日光の陽明門、江戸小石川の水戸屋敷表門などをいった。
    1. [初出の実例]「日暮(ひクラ)しの御門(ごモン)も以前此あたりといふ所を」(出典浮世草子・浮世栄花一代男(1693)四)

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