日本の最低賃金

共同通信ニュース用語解説 「日本の最低賃金」の解説

日本の最低賃金

非正規を含む全ての労働者に適用される賃金の下限額。下回る賃金を払った企業には罰金が科される。中央審議会が労使と公益代表の協議により目安額を決定。その後、都道府県ごとの地方審議会が目安を参考に実際の改定額を決める。中央審と地方審にはそれぞれ、物価や賃金の動向を分析する専門的な会議体が設けられ、改定額を巡る実質的な審議を行う。2020年度の全国平均は前年度比1円増の902円。40県で1~3円アップした。最低額は秋田大分など7県の792円。最高額の東京(1013円)と221円の差があり、地域間格差の解消が課題になっている。

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