共同通信ニュース用語解説 「日本の輸出管理」の解説
日本の輸出管理
日本では、政府は兵器などへの転用可能性が高い製品や技術をリスト化しており、先端素材やセンサー、電子計算機など15項目を指定している。またリスト以外でも、輸出物が大量破壊兵器の開発や使用に用いられる恐れがある場合などに、キャッチオール規制と呼ばれる輸出規制の対象となる。企業は輸出品目がリストに該当するかどうか、最終需要者や使用目的に懸念がないか確認しなければならない。無許可輸出に加え、虚偽など不正に輸出許可を得た場合、刑事罰や行政処分、行政指導を受ける可能性がある。
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