日本体力医学会(読み)にほんたいりょくいがっかい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「日本体力医学会」の意味・わかりやすい解説

日本体力医学会
にほんたいりょくいがっかい

1949年,日本学術会議の体力研究班などを受継いで発足したスポーツ医学学会日本医学会に属する (第 39分科会) 。国民体育大会開催に際して総会を開き,機関誌『体力医学』 (季刊) を刊行

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世界大百科事典(旧版)内の日本体力医学会の言及

【スポーツ医学】より

…28年アムステルダム,32年ロサンゼルスの両オリンピック大会で日本の選手が水泳・陸上競技などで活躍することにより,日本のスポーツも大いに盛り上がり,1928年東京,大阪であいついでスポーツ医事研究会が組織され,極東選手権大会やマラソンの大会においてスポーツ医学的調査研究が行われた。第2次大戦後,49年に日本体力医学会が設立され,日本医学会分科会として認められ,54年国際スポーツ医学連盟に加盟した。
[スポーツ医学の役割]
 近代におけるスポーツ医学は競技選手の外傷や疾病の治療・予防が主要課題であったが,スポーツの発展とともに,記録向上のためのトレーニングやスポーツ技術に関する運動生理学的研究もしだいに盛んになった。…

※「日本体力医学会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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