日本化薬(読み)にほんかやく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「日本化薬」の意味・わかりやすい解説

日本化薬
にほんかやく

総合化学薬品メーカー。国内初の民営火薬メーカーとして 1916年日本火薬製造設立,以後数次にわたる合併を経て火薬メーカーとして発展,45年日本色素製造,東京染料工業を合併して現社名に変更。もとは火薬,染料が主力であったが,医薬 (上皮癌治療薬プレオマイシンなど) ,農薬の部門にも進出,火薬部門の比率は年々低下している。売上構成比は,医薬品 45%,インフレータ3%,触媒1%,機能材 19%,色材 12%,精密化学品 15%,火薬6%。年間売上高 1214億 8300万円 (連結。うち輸出 13%) ,資本金 149億 3200万円,従業員数 2535名 (1999) 。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「日本化薬」の解説

日本化薬

正式社名「日本化薬株式会社」。英文社名「NIPPON KAYAKU CO., LTD.」。化学工業。大正5年(1916)「日本火薬製造株式会社」設立。昭和20年(1945)現在の社名に変更。本社は東京都千代田区富士見。産業用火薬メーカーとして発祥。染料・電子材料・自動車部材・医薬品など多角展開。東京証券取引所第1部上場。証券コード4272。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

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