にほん‐がいこくとくはいんきょうかい〔‐グワイコクトクハヰンケフクワイ〕【日本外国特派員協会】
日本に駐在する外国人特派員・ジャーナリストや海外特派員の経歴をもつ日本人記者を会員とする親睦団体。外務省所管の特例社団法人。昭和20年(1945)設立。会員向けにニュースの収集・配信の便宜を図るとともに、取材のための講演会・記者会見などを開催している。外国人記者クラブ。FCCJ(Foreign Correspondents' Club of Japan)。
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日本外国特派員協会
1945年に設立された非営利の社団法人。有楽町電気ビルの19、20階に、受付やレストラン、図書館などがある。正会員は海外メディアの常勤記者や一定期間以上の特派員経験のある日本人記者らが対象。記者以外の準会員などを含めると、会員は2150人(今年10月末現在)。
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日本外国特派員協会
にほんがいこくとくはいんきょうかい
The Foreign Correspondents' Club of JapanFCCJ
通称外人記者クラブ。略称FCCJ。1945年(昭和20)11月、各国の従軍記者らが宿泊所兼仕事場として東京都千代田区の丸の内会館に設置したのが始まりで、二度移転したのち、76年1月から現在の有楽町(ゆうらくちょう)電気ビルに事務局を置く。会員数は正会員346人(海外特派員の経験3年以上の日本人記者も含む)、正準会員(特派員ではないジャーナリスト)141人、準会員約1600人(2002)。ラウンジ、レストラン、バー、資料室などを置くクラブは会員の会費で運営されている。連合国最高司令官マッカーサーを第1回目のゲストに招いて始まった「プレス昼食会」は伝統ある催し物として知られ、ここからニュースが生まれたことも数多い。とくに74年10月、「金脈レポート」記事で話題となっていた首相田中角栄をゲストに迎えた昼食会は、田中退陣に火をつけるきっかけとなった。[鈴木ケイ]
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