日本患者・家族団体協議会(読み)にほんかんじゃ・かぞくだんたいきょうぎかい(その他表記)Japan Patients Council; JPC

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

日本患者・家族団体協議会
にほんかんじゃ・かぞくだんたいきょうぎかい
Japan Patients Council; JPC

病気障害を持つ患者とその家族が協力して自分たちの声を保健・医療の改善に反映させようとして組織した団体。 1986年に結成。 70年代に結成された全国難病団体連絡協議会や全国患者団体連絡協議会と同様,全国組織の一つ。政府国会自治体に対するさまざまな政策要求を掲げ共同行動を展開,保健・医療・福祉政策推進に大きな影響を与える。一方こうした運動は,患者や家族が専門家と協力し,自分たちの現状と環境を自ら変える営みでもあり,このセルフ・ヘルプ運動と保健・医療・福祉改革への政治行動とが合わさり,運動のダイナミズムが生れる。

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