日本海盆(読み)にほんかいぼん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「日本海盆」の意味・わかりやすい解説

日本海盆
にほんかいぼん

日本海の北半分を占める海盆。もっとも深いところは約3500メートル。周りの陸地から海底谷を通って流れ込んだ陸性堆積(たいせき)物が厚さ2000メートルも積もり、著しく平坦(へいたん)であるが、西部はやや浅くなっている。地殻構造は標準的な海洋性であり、地殻熱流量も比較的高く、成熟期にある縁海と考えられている。

安井 正]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

《〈和〉doctor+helicopterから》救急専用の医療機器を搭載し、医師・看護師が乗り込んで患者のもとに急行し、病院などに搬送する間に救命医療を施すことのできる救急ヘリコプター。...

ドクターヘリの用語解説を読む