日本酒度(読み)ニホンシュド

デジタル大辞泉 「日本酒度」の意味・読み・例文・類語

にほんしゅ‐ど【日本酒度】

日本酒比重を表す指数。酒に含まれる糖分が少ないと数値プラスに、多いとマイナスになるため、味の目安にも用いられる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

飲み物がわかる辞典 「日本酒度」の解説

にほんしゅど【日本酒度】


日本酒の味わいの目安にする、水との比重を表す値。摂氏4℃の水の比重を±0とし、これより比重が重いものにはマイナス、軽いものにはプラスがつけられる。日本酒度計を酒に浮かべて測って値を出す。日本酒の比重はアルコール度数とエキス分(ほとんどが糖分)の含有量によって決まるため、糖分の多いものがマイナス、少ないものがプラスとなり、日本酒の甘口辛口を知る目安になる。+2前後が中辛とされている。

出典 講談社飲み物がわかる辞典について 情報

とっさの日本語便利帳 「日本酒度」の解説

日本酒度

甘い、辛いの目安となる数字。プラスの値が大きいほど辛口になる。水の比重を±〇とし、これより重いものが-、軽いものが+。甘さのもとになるエキス分が多いと比重が重くなりマイナスの値に、エキスの少ないさっぱりした酒はプラスになる。

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

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