…日奥の不受不施義を守った僧俗は,幕藩の禁教下,〈かくれ不受不施〉として各地で法灯を維持して明治に至った。当寺は1876年不受不施再興が許されたとき,宣明院日正(1829‐1908)がかくれ信徒の大きな地盤だった当地に,日像を開山,日奥を中祖として建立したものである。寺の建物は当地の蘭医難波抱節(なんばほうせつ)の屋敷を改めたもの。…
※「日正」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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