日爪村(読み)ひづめむら

日本歴史地名大系 「日爪村」の解説

日爪村
ひづめむら

[現在地名]新旭町饗庭あいば

おか村の南西にある。応永二九年(一四二二)の木津庄引田帳(饗庭文書)に「日爪権介ヤシキ領」とみえる。天正一一年(一五八三)八月の杉原家次知行目録(浅野家文書)の饗庭庄内に「日爪はり江」とあり、高一千一八九石余。慶長七年(一六〇二)検地帳(日爪区有文書)によれば田二九町五反余・畑屋敷六町余、荒一町六反余で、分米五七七石余。寛永一一年(一六三四)膳所藩領となり、寛永石高帳に高五七七石余とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android