旺文社日本史事典 三訂版 「日米通商航海条約廃棄」の解説
日米通商航海条約廃棄
にちべいつうしょうこうかいじょうやくはいき
日米通商航海条約とは,幕末の日米修好通商条約を改正し治外法権を撤廃した条約と,小村寿太郎外相の時に関税自主権を回復した条約のことで,これらの廃棄により,日本は石油・ゴム・ボーキサイトなどの戦略物資の輸入が困難となり,南方進出でそれらを獲得しようとはかった。
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