日米防衛協力指針

共同通信ニュース用語解説 「日米防衛協力指針」の解説

日米防衛協力指針(ガイドライン)

自衛隊米軍の協力や役割を定めた政府間文書。冷戦時代の1978年に旧ソ連の侵攻に備えて策定した。97年に朝鮮半島有事を重視した内容に改定安倍政権は指針再改定を安全保障関連法と表裏一体と位置付け、2015年4月に中国の軍拡や北朝鮮情勢を踏まえて改定した。日米は15年11月、新指針に基づき平時から自衛隊と米軍の運用を調整する「同盟調整メカニズム」と共同作戦計画を検討する「共同計画策定メカニズム」を設置した。安保法は今年3月に施行された。(共同)

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