日西原村(読み)ひさいはらむら

日本歴史地名大系 「日西原村」の解説

日西原村
ひさいはらむら

[現在地名]北区大沢町日西原おおぞうちようひさいはら

市原いちはら村の南にある有馬ありま郡の村。西は播磨国境。吉川よかわ川支流大沢川流域に立地する。戦国期の高井十兵衛居城という西浦にしうら城跡有馬甚五郎居城という貫主山かんぬしやま城跡があるが詳細は不明。慶長国絵図に村名がみえ、高四三五石余。ただしこの高にはすだれ村分が含まれていると考えられる。慶長一八年(一六一三)の日西原村検地帳(淵上家文書)によると高五三八石余(田四四七石余・畑九〇石余)、反別四二町七反余(田三四町二反余・畑八町四反余)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android