日本歴史地名大系 「日高種馬牧場」の解説 日高種馬牧場ひだかしゆばぼくじよう 北海道:日高支庁浦河町西舎村日高種馬牧場[現在地名]浦河郡浦河町字西舎明治四〇年(一九〇七)に西舎(にしちや)村に開設された牧場。当地への牧場開設にあたっては当時浦河支庁長であった西忠義の働きがあったとされる。日露戦争で国産馬の劣性を経験した政府は、明治三九年内閣直属の馬政局を設置し、第一次馬政三〇年計画を立てて馬匹の改良に努めることにした。その一環として西舎村の日高幌別(ひだかほろべつ)川流域に一万ヘクタールの日高種馬牧場を開設した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by