旧ロシア領事館(読み)きゆうろしありようじかん

日本歴史地名大系 「旧ロシア領事館」の解説

旧ロシア領事館
きゆうろしありようじかん

[現在地名]函館市船見町

明治四一年(一九〇八)船見(ふなみ)町に建設された領事館。本館は煉瓦造二階建瓦葺、建坪は一二八・三六一坪。別館は煉瓦造平屋鉄板葺(亜鉛メッキ)で、建坪は五三・五八三坪。本館玄関に唐破風を用いて日本風を加味した珍しい意匠である。ロシアの初代函館領事はゴシケヴィッチで、安政五年(一八五八)八月に函館に到着、実行(じつぎよう)寺に入り、仮領事館とした。翌年上汐見(かみしおみ)町(現元町)に領事館を新築。万延元年(一八六〇)の函館全図では「ヱンケリス官吏住居」「フランス官吏住居」と並んで「ロシア官吏住居」とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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