旧廬(読み)きゅうろ

精選版 日本国語大辞典 「旧廬」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐ろキウ‥【旧廬】

  1. 〘 名詞 〙 昔、住んでいた庵。また、古くから住んでいる家。
    1. [初出の実例]「我故郷蜀の旧廬の事を思出すぞ」(出典:四河入海(17C前)六)
    2. 「只カーライルの旧廬のみは六ペンス払へば何人でも又何時でも随意に観覧が出来る」(出典:カーライル博物館(1905)〈夏目漱石〉)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐明帝紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「旧廬」の読み・字形・画数・意味

【旧廬】きゆう(きう)ろ

もと住んだ家。晋・向秀思旧の賦の序〕余きて將(まさ)に西に(ゆ)かんとし、其の廬を經たり。時に日淵(ぐゑん)に(せま)り、冰凄然たり。

字通「旧」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む