旧神指村地区(読み)きゆうこうざしむらちく

日本歴史地名大系 「旧神指村地区」の解説

旧神指村地区
きゆうこうざしむらちく

会津盆地の中心よりやや東にあり、東を川、西を阿賀川が北流する。田園地帯であるが、洪水の常襲地帯でもある。東の若松城下と隣接するため、城下との境界付近には、町と村の中間の性格をもつ町分とよばれる地域が生じた。近世を通じて全村会津藩領で、町分を除いて高久組に属した。明治初年の一五村と町分二などが、明治八年(一八七五)から同一六年の合併などを経て六村となる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android