共同通信ニュース用語解説 「旧陸軍船舶司令部」の解説 旧陸軍船舶司令部 広島市南端の海岸部に置かれ、輸送や通信、衛生などの各部隊があった。原爆投下により爆心地に近い中国軍管区司令部などと通信が途絶えたため、独自の判断で部隊を出動させ、東京などに被害を報告。大火災のため陸路は使えず、船で河川を進み、負傷者を救護した。広島市が刊行した広島原爆戦災誌は「船舶部隊の活動がなかったら、さらに凄惨せいさんを極め、復興の第一歩も遅れたに違いない」と記している。更新日:2015年1月6日 出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報 Sponserd by