大火災(読み)ダイカサイ

デジタル大辞泉 「大火災」の意味・読み・例文・類語

だい‐かさい〔‐クワサイ〕【大火災】

大きな火災。広範囲にわたる火事大火たいか大火事
[類語]火事火災火難出火失火炎上小火ぼや自火近火急火怪火不審大火小火しょうか祝融しゅくゆう回禄かいろく山火事大火事火の海焼失焼亡焼尽丸焼け半焼け全焼半焼火元火の元類焼貰い火延焼飛び火引火猛火火の手下火鎮火消火火消し消防火事場焼け跡

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精選版 日本国語大辞典 「大火災」の意味・読み・例文・類語

だい‐かさい‥クヮサイ【大火災】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 広い範囲にわたる火事。大きな火災。大火事。
    1. [初出の実例]「五月廿二日松前城下大火災、凡三千軒許延焼」(出典:小津桂窓宛馬琴書簡‐天保四年(1833)七月一七日)
  3. 仏語。大の三災の一つ。三千大千世界が同時に滅尽するという壊劫(えこう)の最後、第二十中劫の時におこる天災で、連続七回おこるといい、欲界地獄餓鬼・畜生・修羅・人間の五趣ことごとくを焼きつくし、色界初禅天に至ってようやく止むという。
    1. [初出の実例]「かくて大火災と云ことおこりて、色界の初禅梵天までやけぬ」(出典:神皇正統記(1339‐43)上)

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