大火災(読み)ダイカサイ

デジタル大辞泉 「大火災」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「大火災」の意味・読み・例文・類語

だい‐かさい‥クヮサイ【大火災】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 広い範囲にわたる火事。大きな火災。大火事。
    1. [初出の実例]「五月廿二日松前城下大火災、凡三千軒許延焼」(出典:小津桂窓宛馬琴書簡‐天保四年(1833)七月一七日)
  3. 仏語。大の三災の一つ。三千大千世界が同時に滅尽するという壊劫(えこう)の最後、第二十中劫の時におこる天災で、連続七回おこるといい、欲界地獄餓鬼・畜生・修羅・人間の五趣ことごとくを焼きつくし、色界初禅天に至ってようやく止むという。
    1. [初出の実例]「かくて大火災と云ことおこりて、色界の初禅梵天までやけぬ」(出典:神皇正統記(1339‐43)上)

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