早呑込(読み)はやのみこみ

精選版 日本国語大辞典 「早呑込」の意味・読み・例文・類語

はや‐のみこみ【早呑込】

〘名〙 (形動)
① 早く会得すること。のみこみが早いこと。また、そのさま。
滑稽本浮世床(1813‐23)初「何でも早呑込(ハヤノミコミ)で、器用でよく用の足りる人だ」
※俳諧・眉斧日録(1752‐56)五「早呑こみや鵜遣ひの聟」
壁紙を貼る女(1970)〈大原富枝〉「相手が早のみこみに自分を娘だと思いこんでいるらしい」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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