早福村(読み)はいふくむら

日本歴史地名大系 「早福村」の解説

早福村
はいふくむら

[現在地名]平戸市早福町

大志自岐おおしじき村の北に位置し、東に屏風びようぶ岳・佐志さし岳が連なり、さと川とエゴの川がみやノ鼻のつくる入江に注ぐ。沖に早ノ福瀬があり、さらに沖合上阿値賀かみあぢか島・下阿値賀島(国指定天然記念物)が浮ぶ。江戸時代は津吉つよし村のうちで、正保国絵図に「はい福村」とあり、高四九石余。明暦二年(一六五六)の田方帳抜書では津吉浦志自岐村内に早福免とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android