早鐘を撞くよう(読み)はやがねをつくよう

精選版 日本国語大辞典 「早鐘を撞くよう」の意味・読み・例文・類語

はやがね【早鐘】 を=撞(つ)く[=打(う)つ]よう

  1. 不安や驚きなどのために、動悸(どうき)がはげしくなることのたとえ。
    1. [初出の実例]「胸は早鐘を撞(ツ)くやうに騒ぐのを」(出典多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉前)
  2. 緊張しているさまのたとえ。
    1. [初出の実例]「胸鐘とて人の心ははやがねつく如く、昼夜ゆだんなく世界に気をくばって」(出典:浮世草子・子孫大黒柱(1709)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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