日本歴史地名大系 「昆陽口村」の解説 昆陽口村こやぐちむら 兵庫県:伊丹市伊丹郷町昆陽口村[現在地名]伊丹市宮(みや)ノ前(まえ)一丁目・中央(ちゆうおう)二―三丁目・船原(ふなはら)一―二丁目・行基町(ぎようきちよう)一―四丁目・鈴原町(すずはらちよう)一―三丁目・西台(にしだい)一―二丁目・同五丁目・桜(さくら)ヶ丘(おか)一丁目・北本町(きたほんまち)二―三丁目・東有岡(ひがしありおか)一丁目伊丹郷町を形成する一五ヵ村の一村。北少路(きたしようじ)村や伊丹町戎(えびす)町の南に位置し、郷町から昆陽村へ向かう道に沿う。荒木村重の有岡(ありおか)城の時代には惣構の拠点として昆陽口砦が置かれていた。小屋口村(延宝五年「地味委細絵図」伊丹市立博物館蔵、「元禄国絵図」内閣文庫蔵など)とも記し、天保郷帳では「古は小屋口村」と注記するが、寛文九年(一六六九)の伊丹郷町絵図や後世に描かれた文禄伊丹之図には昆陽口村とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by