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無縫塔 むほうとう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

無縫塔
むほうとう

塔婆の形式の一つで,四角あるいは八角形台座の上に,塔身が卵形をなした形のものをいう。卵塔とも呼ばれ,禅僧墓標としてしばしば用いられた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典内の無縫塔の言及

【塔頭】より

… 塔頭の形態は,卵塔(らんとう),昭堂(しようどう),方丈(ほうじよう),僧堂,書院,庫裏(くり)などから構成される。禅僧の墓を卵塔あるいは無縫塔と呼び,四角,八角の台座に卵形の塔身をのせる。この墓塔を覆い守る堂を套堂(さやどう),祠堂,開山堂などと呼び,これと接続して拝礼する礼堂(らいどう)が昭堂である。…

【塔】より

…木造塔は多層塔(3,5,7,9,13層)と多宝塔が普通である。石塔は日本では小さなものしかなく,形式としては多層塔,多宝塔,宝塔,宝篋印(ほうきよういん)塔,五輪塔,無縫塔,笠塔婆などがある。鉄塔や銅塔には相輪橖(そうりんとう),宝塔,五輪塔などがある。…

【墳墓】より

板碑(いたび)は供養塔として用いられたが,鎌倉時代末以降,とくに室町時代には墓標ともなり,関西地方の一石五輪や半截五輪,地蔵などとともに墓碑として一般的に用いられるようになる。また中世に僧侶の墓標として輸入された無縫塔(卵塔(らんとう))がある。江戸時代初期には位牌状の墓碑などがつくられるようになり,今日の方柱状墓碑へと変化していく。…

※「無縫塔」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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