日本歴史地名大系 「明勝寺」の解説 明勝寺みようしようじ 愛媛県:周桑郡小松町新屋敷村明勝寺[現在地名]小松町新屋敷 旧藩小松陣屋跡の西方に位置し、小松藩寺であった本善(ほんぜん)寺の西側にある。橘島山松林(しようりん)院と号し、真宗大谷派。本尊阿弥陀如来。「小松邑誌」によると、延暦一五年(七九六)に現西条市楢(なら)ノ木(き)に創建、大同元年(八〇六)に本尊釈迦像を得て、真言宗橘島山松林寺として完成した。一六世紀に兵火に焼かれたが、のちに現在地に移され、天文一一年(一五四二)に真宗本願寺派となり円竜(えんりゆう)寺と改称した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by