明星古墳群(読み)みようじようこふんぐん

日本歴史地名大系 「明星古墳群」の解説

明星古墳群
みようじようこふんぐん

[現在地名]明和町明星 小迫間

近鉄山田線明星駅の北側にあった古墳群。団地造成に際し、明和町教育委員会によって発掘調査された。古くより地元の人々が木の伐採を禁じた「狐塚」と呼称される一一号墳を中心に計一二基の古墳があった。大堀おおほり川の沖積地に三角形に突出た台地状である。台地の標高は九メートル前後。一一号墳は径一七メートル余、高さ二メートルほどの円墳で、古墳群中最大の規模で、主墳的性格を有する。七号墳は全長一五メートルの前方後円墳。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android