明星古墳群(読み)みようじようこふんぐん

日本歴史地名大系 「明星古墳群」の解説

明星古墳群
みようじようこふんぐん

[現在地名]明和町明星 小迫間

近鉄山田線明星駅の北側にあった古墳群。団地造成に際し、明和町教育委員会によって発掘調査された。古くより地元の人々が木の伐採を禁じた「狐塚」と呼称される一一号墳を中心に計一二基の古墳があった。大堀おおほり川の沖積地に三角形に突出た台地状である。台地の標高は九メートル前後。一一号墳は径一七メートル余、高さ二メートルほどの円墳で、古墳群中最大の規模で、主墳的性格を有する。七号墳は全長一五メートルの前方後円墳。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android