明治4年反政府事件(読み)めいじよねんはんせいふじけん

百科事典マイペディア 「明治4年反政府事件」の意味・わかりやすい解説

明治4年反政府事件【めいじよねんはんせいふじけん】

明治初年の反政府気運の中で,旧公卿愛宕通旭(おたぎみちあきら),外山光輔らが朝臣権威と京都の回復を企図した陰謀。1870年長州藩を脱走して久留米,熊本などの不平分子を扇動していた大楽源太郎と通じて挙兵天皇の京都還幸を計画したが,1871年(明治4年)発覚。愛宕,外山は命により自刃,これに荷担した河上彦斎刑死

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む