明治4年反政府事件(読み)めいじよねんはんせいふじけん

百科事典マイペディア 「明治4年反政府事件」の意味・わかりやすい解説

明治4年反政府事件【めいじよねんはんせいふじけん】

明治初年の反政府気運の中で,旧公卿愛宕通旭(おたぎみちあきら),外山光輔らが朝臣権威と京都の回復を企図した陰謀。1870年長州藩を脱走して久留米,熊本などの不平分子を扇動していた大楽源太郎と通じて挙兵天皇の京都還幸を計画したが,1871年(明治4年)発覚。愛宕,外山は命により自刃,これに荷担した河上彦斎刑死

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