明荷(読み)あけに

精選版 日本国語大辞典 「明荷」の意味・読み・例文・類語

あけ‐に【明荷】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 竹またはむしろでつくった旅行用のつづら一種。角や縁に割り竹をつけ、ふたをあけやすくした。
    1. [初出の実例]「打かさねたる明荷跡つけ 軒はまだ雫ながらに雨の月〈蓼太〉」(出典:俳諧・七柏集(1781))
  3. 相撲の関取場所入りのとき、支度部屋に運び込む身の回りの品を入れたつづら。〔歌舞伎有松染相撲浴衣(有馬猫騒動)(1880)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む