明荷(読み)あけに

精選版 日本国語大辞典 「明荷」の意味・読み・例文・類語

あけ‐に【明荷】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 竹またはむしろでつくった旅行用のつづら一種。角や縁に割り竹をつけ、ふたをあけやすくした。
    1. [初出の実例]「打かさねたる明荷跡つけ 軒はまだ雫ながらに雨の月〈蓼太〉」(出典:俳諧・七柏集(1781))
  3. 相撲の関取場所入りのとき、支度部屋に運び込む身の回りの品を入れたつづら。〔歌舞伎有松染相撲浴衣(有馬猫騒動)(1880)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む