身の回り(読み)ミノマワリ

デジタル大辞泉 「身の回り」の意味・読み・例文・類語

み‐の‐まわり〔‐まはり〕【身の回り】

衣類装身具文房具など、日常生活に必要なこまごまとした物。また、自分周囲身辺。そこから生じる雑用。「身の回りの世話をする」「身の回りを整える」
[類語]手近い程近い近い間近い間近じきすぐ至近目前鼻先手が届く指呼しこ咫尺しせき目睫もくしょうかん目と鼻の先身近手近卑近身辺そばかたわわき片方かたえ手もと間近近く付近近辺近傍近所最寄り足元座右左右手回り

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精選版 日本国語大辞典 「身の回り」の意味・読み・例文・類語

み【身】 の 回(まわ)

  1. 衣類・かぶり物・はき物など身につけるもの。日常手もとに置いたり携帯したりするもの。また、広く日常生活に必要なもの。
    1. [初出の実例]「身のまはりこし刀までしんぜた程に」(出典:虎明本狂言・入間川(室町末‐近世初))
  2. 身辺。また、身辺の雑用。
    1. [初出の実例]「私のやうに身の廻りは悉く心得ちがひばかりで出来上って」(出典:この子(1896)〈樋口一葉〉)

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