明見谷村(読み)あけみだにむら

日本歴史地名大系 「明見谷村」の解説

明見谷村
あけみだにむら

[現在地名]周東町大字明見谷

玖珂盆地の北方物見ものみヶ岳の東南に位置し、島田しまた川の支流ひがし川に流れ込む田代たしろ川上流に開けた山村。岩国藩領で西隣は萩藩領獺越おそごえ村。

寛永二〇年(一六四三)河内こうち郷を分割してできた村の一つで、慶安四年(一六五一)の「御領分村一紙」に、村高一〇七石余、うち田高六八石余、畠高二二石余、楮高一五石余とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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