日本歴史地名大系 「周東町」の解説 周東町しゆうとうちよう 山口県:玖珂郡周東町面積:一四二・九七平方キロ玖珂郡の西南に位置し、西は徳山市・熊毛(くまげ)郡熊毛町、南は熊毛郡大和(やまと)町・柳井市・由宇(ゆう)町、東は岩国市・玖珂町、北は美川(みかわ)町に囲まれる南北に細長い町。町の北半は周防山地、中央が玖珂盆地西半にあたり、島田(しまた)川が西流する。南は低い山地で石城(いわき)山県立自然公園の中心部にあたる。玖珂盆地にはほぼ東西に国鉄岩徳線が通り、平行して国道二号、やや北側の山寄りには山陽新幹線も通る。町の中心はこの玖珂盆地の中央西寄りにある高森(たかもり)(旧下久原村)で、集落も玖珂盆地周辺と、島田川の支流沿いに点在する。町内南北の交通は東(ひがし)川沿いに美川町根笠(ねかさ)へ、中山(なかやま)川沿いに柳井市へ主要地方道が通じる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報