昔様(読み)ムカシザマ

デジタル大辞泉 「昔様」の意味・読み・例文・類語

むかし‐ざま【昔様】

昔のようす。昔のありさま
「―にても、かうまで遥けき野辺をわけ入り給へる心ざしなども」〈椎本

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精選版 日本国語大辞典 「昔様」の意味・読み・例文・類語

むかし‐よう‥ヤウ【昔様】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ふるめかしい様子。また、そのさま。昔風。
    1. [初出の実例]「御調度共も、いと古代になれたるが、むかしやうにてうるはしきを」(出典:源氏物語(1001‐14頃)蓬生)

むかし‐ざま【昔様】

  1. 〘 名詞 〙 昔の有様。以前の様子。
    1. [初出の実例]「まろをむかしさまになずらへて、母君と思ひない給へ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)胡蝶)

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