昔様(読み)ムカシザマ

デジタル大辞泉 「昔様」の意味・読み・例文・類語

むかし‐ざま【昔様】

昔のようす。昔のありさま
「―にても、かうまで遥けき野辺をわけ入り給へる心ざしなども」〈椎本

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「昔様」の意味・読み・例文・類語

むかし‐よう‥ヤウ【昔様】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ふるめかしい様子。また、そのさま。昔風。
    1. [初出の実例]「御調度共も、いと古代になれたるが、むかしやうにてうるはしきを」(出典:源氏物語(1001‐14頃)蓬生)

むかし‐ざま【昔様】

  1. 〘 名詞 〙 昔の有様。以前の様子。
    1. [初出の実例]「まろをむかしさまになずらへて、母君と思ひない給へ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)胡蝶)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む