星崎城跡(読み)ほしざきじようあと

日本歴史地名大系 「星崎城跡」の解説

星崎城跡
ほしざきじようあと

[現在地名]南区本星崎町

現在の笠寺かさでら小学校敷地内が城跡と推定されている。「信長公記」天文二二年(一五五三)の項に「山口左馬助同九郎二郎父子(中略)今川義元へ為忠節居城鳴海へ引入智多郡属御手其上愛智郡へ推入笠寺と云所要害を構」とあり、笠寺台地の一部に城塞が築かれた。これが織田・今川両氏の争いの地点となり永禄三年(一五六〇)桶狭間おけはざまの戦まで続く。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む