日本歴史地名大系 「星崎城跡」の解説 星崎城跡ほしざきじようあと 愛知県:名古屋市南区本地村星崎城跡[現在地名]南区本星崎町現在の笠寺(かさでら)小学校敷地内が城跡と推定されている。「信長公記」天文二二年(一五五三)の項に「山口左馬助同九郎二郎父子(中略)今川義元へ為忠節居城鳴海へ引入智多郡属御手其上愛智郡へ推入笠寺と云所要害を構」とあり、笠寺台地の一部に城塞が築かれた。これが織田・今川両氏の争いの地点となり永禄三年(一五六〇)桶狭間(おけはざま)の戦まで続く。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報