桶狭間(読み)オケハザマ

精選版 日本国語大辞典 「桶狭間」の意味・読み・例文・類語

おけはざまをけはざま【桶狭間・桶迫間】

  1. 名古屋市緑区の南部地区。もと田楽狭間と呼ばれ、桶狭間の戦の古戦場
    1. [初出の実例]「おけはざまと云ふ所は、はざまくてみ、深田足入れ、高みひきみ茂り、節所と云ふ事限なし」(出典:信長公記(1598)首)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「桶狭間」の意味・わかりやすい解説

桶狭間
おけはざま

愛知県名古屋の南東,豊明市にある古戦場名。開析谷の多い知多丘陵上にある。永禄3 (1560) 年織田信長今川義元との激戦場。北方の田楽狭間で信長は奇襲により義元を討ち取り,急速に勢力を伸ばした。正確な場所には諸説があり,市内の栄町南館と前後町仙人塚付近が伝説地として 1947年国に史跡指定された。現在付近一帯は宅地化が著しく,戦場跡も公園となっている。名古屋鉄道名古屋本線が通じ,名古屋市有松駅付近に今川義元戦死地の碑がある。

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