名古屋市南区中東部の地区。旧笠寺村。名古屋鉄道本線本笠寺駅がある。近くにはJR東海道本線笠寺駅があり、国道1号や名古屋高速道路大高線が通じる。真言宗智山(ちさん)派の笠覆(りゅうふく)寺(笠寺観音(かんのん))の本尊木造十一面観音菩薩立像(県指定文化財)は尾張(おわり)四観音の一つ。寺は平安時代藤原兼平(かねひら)の建立したもので、寺宝には国指定重要文化財(色紙墨書妙法蓮華経(みょうほうれんげきょう))や銅造十一面観音菩薩像など県指定文化財が多い。境内には芭蕉(ばしょう)の句碑、宮本武蔵(むさし)の供養碑、織部(おりべ)形灯籠(とうろう)などがある。
[伊藤郷平]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...