星月夜の井(読み)ほしづきよのい

精選版 日本国語大辞典 「星月夜の井」の意味・読み・例文・類語

ほしづきよ【星月夜】 の=井(い)[=浅井(あさい)

  1. ( 井の中に星の光が現われると伝えられるところから ) 神奈川県鎌倉市坂ノ下、極楽寺切通下の虚空蔵堂の前にある井。鎌倉十井の一つ星月ノ井星ノ井とも。
    1. [初出の実例]「鎌倉時世の妖境にして、星月夜(ホシヅキヨ)の井(ヰ)の深く戒(いましめ)」(出典洒落本・仕懸文庫(1791)自叙)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android