星ノ井
ほしのい
[現在地名]鎌倉市坂ノ下
鎌倉十井の一つ。極楽寺坂切通下、虚空蔵堂の前にある。星月夜ノ井・星月ノ井ともいう。昔、この井には昼でも星の影が映っていたので名付けられたといい、また水汲みにきた付近の女が誤って菜切刀を落してしまったので、それ以後は星の影が消えたとの伝説がある。
虚空蔵堂は明鏡山(星月山とも伝える)円満院星井寺と号し、行基が当地で虚空蔵求聞持法の修行をしていた時、この井戸に三つの明星が輝いたので水を汲出したところ、井戸から黒光りした石が現れたとの伝説がある。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報
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出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報
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