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映像著作権 えいぞうちょさくけん

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知恵蔵2015の解説

映像著作権

テレビ番組や映画などの映像作品の著作者が持つ知的財産権。著作者がその著作物を独占的に利用できる権利という意味では他の著作権と変わらないが、ブロードバンドや携帯電話など様々なメディアに映像を流せる時代を迎えたことで、その制約や権利保護のあり方が問題とされるようになった。例えばテレビ用に作られたドラマをブロードバンドに流すためには、脚本家や出演者から音楽の作曲・作詞者に至るまで1人ずつ細かく権利(著作隣接権も含む)の処理をしなくてはならない。そこをクリアしたとしても、インターネットの世界に映像を流すことには、コピー(著作権侵害)の恐れが常につきまとう。米国では2005年6月、ファイル共有ソフトを使って無断でネットに配信する行為を著作権侵害とする連邦最高裁の判決が出たことで、ネット配信に慎重だった映画業界にもネットに作品を流す動きが出始めた。総務省も、放送局や音楽著作権協会、実演家著作隣接権センターなど権利者団体と共に、必要な情報をオンラインで交換して許諾を円滑化するシステムの実験などを進めている。

(隈元信一 朝日新聞記者 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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