春の光(読み)はるのひかり

精選版 日本国語大辞典 「春の光」の意味・読み・例文・類語

はる【春】 の 光(ひかり)

  1. 春の陽光。また、春の気分が漂う景色春光
    1. [初出の実例]「いづことも春のひかりはわかなくにまたみ吉野の山は雪ふる〈凡河内躬恒〉」(出典:後撰和歌集(951‐953頃)春上・一九)
  2. 温和なさま、恵み深いさま。
    1. [初出の実例]「いつも春の光をこめ給へる大殿なれど」(出典:源氏物語(1001‐14頃)胡蝶)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android