春三番(読み)はるさんばん

精選版 日本国語大辞典 「春三番」の意味・読み・例文・類語

はる‐さんばん【春三番】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 春さき、桜を散らす南風。春最初の春一番、桜の咲くころの春二番に対していう。
  3. 小寒から穀雨に至る八気二十四候の初めの三候に吹く風。梅、椿、水仙開花を知らせる風。→二十四番花信風

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

世界大百科事典(旧版)内の春三番の言及

【風】より

…立春後に初めて吹く暖かい南寄りの強風。2番目,3番目をそれぞれ〈春二番〉〈春三番〉という。 ひかた広く日本海側一帯でいわれる夏の南寄りの強風。…

※「春三番」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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