デジタル大辞泉
「穀雨」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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こく‐う【穀雨】
- 〘 名詞 〙 ( 穀物をうるおす春雨の意から ) 二十四気の一つ。清明の次に来る季節。春の季節中の最後にあたる。四月二一日頃。《 季語・春 》
- [初出の実例]「起二穀雨四日一至二十一日一」(出典:延喜式(927)一六)
- [その他の文献]〔孝経‐援神契〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「穀雨」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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穀雨
こくう
二十四節気の一つ。清明(せいめい)ののち15日目で、太陽の黄経が20度に達したときをいい、新暦では4月21日ごろにあたる。穀雨の意味は、百穀を潤し、芽を出させる雨ということ。しかし、このころとくに雨が多いというわけではないが、降れば菜種梅雨(なたねづゆ)ということもある。北国ではストーブをしまい、東日本では冬服を脱ぎ、西日本ではフジの花の咲き始める季節である。
[根本順吉]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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穀雨
こくう
二十四節気の一つ。太陰太陽暦の3月中 (3月の後半) のことで,太陽の黄経が 30°に達した日 (太陽暦の4月 20日または 21日) に始り,立夏 (5月5日または6日) の前日までの約 15日間であるが,現行暦ではその第1日目をいう。春の季節の最後にあたる。その頃は季節的に種まきや育苗のために雨が必要な時期である。昔中国ではこれをさらに5日を一候とする三候 (萍始生,鳴鳩払其羽,戴勝降于桑) に区分した。それは,浮草が生え,はとがはばたき,かっこう (戴勝) が桑の木に現れることを意味している。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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穀雨
4月20日頃 穀雨とは、春の雨が全ての穀物を潤すという意味です。農業を営む人は、この時期に種まきをすると植物の成長に欠かせない雨に恵まれるといわれています。
出典 シナジーマーティング(株)日本文化いろは事典について 情報
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