旺文社世界史事典 三訂版 「春秋の五覇」の解説
春秋の五覇
しゅんじゅうのごは
周が東遷後衰え,周囲から中原 (ちゆうげん) に異民族の侵入が目だつと,諸侯らは最も有力な者を覇者として会盟を結び,中原の統一と周王室の奉戴,異民族の撃攘(尊王攘夷 (そんのうじようい) )にあたった。斉 (せい) の桓公,晋の文公,楚の荘王,呉王闔閭 (こうりよ) ,越王勾践 (こうせん) ,あるいは呉・越のかわりに宋の襄公 (じようこう) ,秦の穆公 (ぼくこう) とする説,また楚の荘王のかわりに呉王夫差を入れる説もある。
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