春覚寺（読み）しゆんかくじ

日本歴史地名大系「春覚寺」の解説

[現在地名]室生村大字下笠間小字テラ

下笠間（しもかさま）集落の北、小高い所にある。山号は東里山。融通念仏宗に属し、本尊は阿弥陀如来。寺宝に木造地蔵菩薩立像（国指定重要文化財）がある。台座裏に「康元元年四月二日造立畢大仏師刑部法橋快成」の銘と寛永二年（一六二五）の修理銘があり、鎌倉時代の在銘地蔵像としては例が少ない。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

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